Ads by Google
Ads by DMM.com
Ads by 忍者AdMax
Ads by DMM.com
【戦後70年】 海外で収容、第二次大戦の遺骨 日本兵と米兵を正確に識別 [ほのぼの・未来に期待]
防衛医科大じょーとー(防衛医科大すごい)
いまだ外国に眠っているご先祖様がたくさんおられます。
以下引用
2014.11.1 11:30
【戦後70年】
海外で収容、第二次大戦の遺骨 日本兵と米兵を正確に識別
防衛医大などグループ 混在問題解決に期待
第二次大戦時の戦没者遺骨をめぐり、海外で収容される遺骨から現地住民や他国兵らの遺骨を識別する方策が課題となる中、歯や骨に残る元素(安定同位体)の比率を解析して、効率よく高い精度で旧日本兵と米兵を識別する方法を、防衛医大の染田英利助教や北里大医学部の覚張(がくはり)隆史特別研究員らのグループが考案した。酸素と炭素の元素比率を比較すると、育った地域や食性などが推定できるという。1日から浜松市で開かれる日本人類学会大会で発表される。
分析対象の元素の種類を増やして精度を高めれば、収容遺骨に旧日本兵以外の骨が混在する問題を解決することができる。戦没者遺骨収容をめぐっては、安倍晋三首相が国の責務として推進する方針を示しており、実用化できれば事業を後押しすることにもつながりそうだ。
グループは、明治16年~昭和20年生まれの日本出身者の歯(計49人分)のエナメル質から安定同位体比を分析。(1/3)
米兵(移民を除く)の歯(計202人分)の酸素と炭素の比率を分析したところ、100%の識別正答率を得た。
安定同位体比は、人間の歯のエナメル質や骨から分析することができる。エナメル質は結晶構造が完成すると変化しないため、誕生時から18歳までの元素の記録が刻まれる。
一方、骨は代謝するため死亡以前約10年間の記録が残るという。
さらに、鉛や硫黄など4種類の安定同位体比を加えれば、土壌の違いや使用している化石燃料の違いを特定することができ、中国や東南アジア、南方諸島などの出身者との識別も可能になる。
染田助教は「分析は歯1本や遺骨0・5グラムからでも可能で、1、2週間でできるため、実用化すれば遺骨の混在問題に大きな影響を与える。今後詳細な分析も進めながら精度を高めたい」と話している。
困難な鑑定…比では事業中止
戦没者の遺骨に他国の人の遺骨が混在する問題では、平成23年に、フィリピンで民間団体が収容した遺骨に多数のフィリピン人の遺骨が混ざっていることが判明し、同国での収集は今も中止されたままになっている。(2/3)
ガダルカナル島(ソロモン諸島)などの激戦地では、日米両軍の陣地が混在していた場所が多数ある。米兵の遺骨収容に当たる米軍機関「統合戦時捕虜・行方不明者調査司令部」(JPAC)は今年、遺骨収容事業の共同化を日本政府に提案したが、その背景にも混在問題がある。
厚生労働省は専門家による鑑定を実施しているが、外見的な特徴などから識別するしかないのが実情だ。遺骨は風化が進んで完全体でないケースが大半で、鑑定は困難を極める。
今回の新たな識別法について、防衛医大の染田英利助教らはさらに精度を高める考えで、多くの自衛官が歯のサンプルを提供し、協力している。識別法の実用化は、停滞している事業の推進のためにも重要な意味を持ちそうだ。(3/3)
引用ここまで
フィリピンにも日本からこの技術を提供して続けてほしいです
ではまた
いまだ外国に眠っているご先祖様がたくさんおられます。
以下引用
2014.11.1 11:30
【戦後70年】
海外で収容、第二次大戦の遺骨 日本兵と米兵を正確に識別
防衛医大などグループ 混在問題解決に期待
第二次大戦時の戦没者遺骨をめぐり、海外で収容される遺骨から現地住民や他国兵らの遺骨を識別する方策が課題となる中、歯や骨に残る元素(安定同位体)の比率を解析して、効率よく高い精度で旧日本兵と米兵を識別する方法を、防衛医大の染田英利助教や北里大医学部の覚張(がくはり)隆史特別研究員らのグループが考案した。酸素と炭素の元素比率を比較すると、育った地域や食性などが推定できるという。1日から浜松市で開かれる日本人類学会大会で発表される。
分析対象の元素の種類を増やして精度を高めれば、収容遺骨に旧日本兵以外の骨が混在する問題を解決することができる。戦没者遺骨収容をめぐっては、安倍晋三首相が国の責務として推進する方針を示しており、実用化できれば事業を後押しすることにもつながりそうだ。
グループは、明治16年~昭和20年生まれの日本出身者の歯(計49人分)のエナメル質から安定同位体比を分析。(1/3)
米兵(移民を除く)の歯(計202人分)の酸素と炭素の比率を分析したところ、100%の識別正答率を得た。
安定同位体比は、人間の歯のエナメル質や骨から分析することができる。エナメル質は結晶構造が完成すると変化しないため、誕生時から18歳までの元素の記録が刻まれる。
一方、骨は代謝するため死亡以前約10年間の記録が残るという。
さらに、鉛や硫黄など4種類の安定同位体比を加えれば、土壌の違いや使用している化石燃料の違いを特定することができ、中国や東南アジア、南方諸島などの出身者との識別も可能になる。
染田助教は「分析は歯1本や遺骨0・5グラムからでも可能で、1、2週間でできるため、実用化すれば遺骨の混在問題に大きな影響を与える。今後詳細な分析も進めながら精度を高めたい」と話している。
困難な鑑定…比では事業中止
戦没者の遺骨に他国の人の遺骨が混在する問題では、平成23年に、フィリピンで民間団体が収容した遺骨に多数のフィリピン人の遺骨が混ざっていることが判明し、同国での収集は今も中止されたままになっている。(2/3)
ガダルカナル島(ソロモン諸島)などの激戦地では、日米両軍の陣地が混在していた場所が多数ある。米兵の遺骨収容に当たる米軍機関「統合戦時捕虜・行方不明者調査司令部」(JPAC)は今年、遺骨収容事業の共同化を日本政府に提案したが、その背景にも混在問題がある。
厚生労働省は専門家による鑑定を実施しているが、外見的な特徴などから識別するしかないのが実情だ。遺骨は風化が進んで完全体でないケースが大半で、鑑定は困難を極める。
今回の新たな識別法について、防衛医大の染田英利助教らはさらに精度を高める考えで、多くの自衛官が歯のサンプルを提供し、協力している。識別法の実用化は、停滞している事業の推進のためにも重要な意味を持ちそうだ。(3/3)
引用ここまで
フィリピンにも日本からこの技術を提供して続けてほしいです
ではまた
コメント 0